山梨スマートドライバーとは、思いやりを増やすことで交通事故を減らす
市民主体型の交通安全プロジェクトです。
「思いやりを増やす。事故を減らす。」 首都高速道路での交通事故減少を目的にする「東京スマートドライバー」の標語です。2006年、首都高では、約12,000件にも及ぶ交通事故が起こっていました。「東京スマートドライバー」は、交通事故を減らそうと、映画「おくりびと」の脚本や、「くまモン」の生みの親などで知られる小山薫堂氏が発起人となり、2007年に始まった市民参加型の交通安全プロジェクトです。
絶え間なくクルマが行き交う首都高では、走る人と人との思いやりや知恵こそが最大の安全策であり、コミュニケーションの力なしに交通事故を減らすことはできません。およそ半世紀の歴史を持つ首都高では、無意識のうちに他のクルマに配慮する思いやりのあるドライバーたちが見えざる資産として存在しているはず、そこで彼らを「スマートドライバー」と呼ぶことにしました。そんなスマートドライバーにスポットをあてて、その存在を広くアピールする活動として「東京スマートドライバー」が始まりました。
「安全運転している人をほめよう」という趣旨のもと、さまざまな活動を展開しています。その輪は広がり続けており、これまでに約14万人が賛同、約150社が協賛し、北は青森から、南は鹿児島まで、全国33の地域でご当地スマートドライバーが生まれています。山梨でも「山梨スマートドライバー」が発足し、活動を始めています。
スマートドライバーのコンセプト
取り締まるだけではなく、ドライバーひとりひとりの思いや力を結集 して、事故を減らそうと考えています。
①シェアする | ドライバーの様々な知識を みんなで分け合う | |
②ほめる | ダメな運転を見つけて叱る方法から、いい運転を見つけてほめる | |
③楽しむ | さまざまなイベントを通じて楽しみながら、交通安全を考える |
チェッカーフラッグのロゴマーク
東京スマートドライバーは、ピンクのチェッカーフラッグのロゴマークを使っています。チェッカーフラッグは、レースなどで使われるゴールサインですが、一般のドライバーにとって、スピードを競うのがゴールではありません。「安全に目的地に辿り着くこと」がゴールであり、安心と安全、そしてやさしさを連想させるピンクを選んでいます。 山梨スマートドライバーは、そのロゴマークをアレンジ。富士山を連想させる青いチェッカーフラッグをつくりました。静岡スマートドライバーともシェアしています。
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